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美容・理容・ビューティのお仕事 ビューティアドバイザー

ビューティアドバイザー
株式会社アルビオン 松山三越店 勤務
河原ビューティモード専門学校 トータルビューティ科 平成21年度卒業
山本 沙彩さん(伊予高校出身)

おすすめした化粧品で“すごく肌の調子が良くなった”と言っていただいたのが、とても嬉しかったです!

 私がビューティアドバイザーを目指したのは、学生の時に、メイクをする楽しさを実感し、化粧品に関わる仕事がしたいと思ったからです。河原ビューティモード専門学校では、美容に関する専門教科に加えて、学園祭でのヘアメイクショーなど、様々なイベントを経験したことで、同級生とのチームワークや、先輩方との交流も深めることができ、それが社会人としてのマナーを身につけることにつながったと思います。

 現在は、松山三越のアルビオンで、化粧品の販売はもちろん、お客様にスキンケアやメイクを施したり、アドバイスをしています。心がけていることは、丁寧にかつスピーディーに業務をすることです。私がおすすめした化粧品を使っていただいたお客様から「すごく肌の調子がよくなった」と言っていただいたことや、「お姉さんのような肌になりたい」と言っていただいたことが、この仕事をやっていて嬉しいことです。接客も慣れるまでは怖さを感じることもありましたが、今では喜んでおられるお客様の笑顔を見ると、頑張ってよかったな、とやりがいを感じることができます。

 今後は職場の先輩方を目標に、さらに美容の専門知識やメイクの技術を深めて、誰からも愛されるようなビューティアドバイザーになりたいと思います。

どんな仕事?

 ビューティアドバイザーとは、美容部員のことです。会社によって、ビューティアドバイザー(BA)、ビューティカウンセラー・ビューティコンサルタント(BC)など、呼び名は様々です。百貨店の化粧品売り場や、化粧品専門店、ドラッグストアなどで化粧品販売のプロとして活躍します。仕事内容はお客様に自社の化粧品をおすすめし、販売することです。化粧品についての知識や技術を駆使して、お客様の肌の状態を判断し、年齢や体質、さらには季節など時季や用途に合わせた提案をしたり、メイクアップであればお客様の肌色や好みに合わせて実際にメイクしてあげることが必要です。

現状と将来性

 化粧品の市場は、戦後は急成長を続けてきましたが、近年は安定期に入ったと言われています。(市場規模は約2兆円。)好景気の時にも、不景気の時にもそれぞれに対応できる、時代に左右されにくい市場であり、安定した売上げを保っています。また、市場全体が安定している中、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで販売されるセルフ化粧品等の低価格商品及びインターネット、TVを利用した通販コスメが成長しています。その一方で、百貨店等で販売される高付加価値をもった高級商品も好調です。近年は、男性の美容への興味の高まりに連動し、男性用化粧品の需要も伸びてきており、化粧品の多様化が進んでいます。

なるためには?

 ビューティアドバイザーになるために、特に必要な資格はありません。ただし、接客マナー、皮膚や化粧品についての知識、メイク方法、カウンセリング方法、販売技術などを習得する必要があります。大学や短期大学、専門学校を卒業後、化粧品メーカーなどの就職試験を受けて、ビューティアドバイザーになるのが一般的なようです。

ビューティアドバイザー サクセスナビ

なるためのポイント・求められる能力

● 豊富な知識と情報収集力が重要

 お客様一人ひとりの要望に応えつつ、商品の販売へと結びつける仕事です。コスメやメイクついて、幅広い知識と技術を身につけておくことが必要になります。そのため、自分自身でいろいろな商品を試すことや、流行のサイクルが早いコスメやメイクについて日頃から情報収集をすることが大切です。

● あらゆるニーズに応える接客力

 ビューティアドバイザーの仕事では、基本的な接客マナーは必須です。コミュニケーション能力、ヒアリング能力、プレゼンテーション能力も求められます。また自分の好きなメイクだけでなく、お客様の年齢や好みに合わせたメイクを、お客様の都合に合わせた時間内におこなう能力も必要となります。

こんな方に適した職業です

  • おしゃれが好き
  • メイクが好き
  • スキンケアが得意
  • 流行を取り入れるのが好き
  • 人を綺麗にするのが好き
  • 人に喜んでもらうのが好き

関連する資格

  • ファッションコーディネート色彩能力検定3級(全国服飾教育者連合会)
  • メイクセラピー検定3級(NPO法人日本人材教育協会)