- トップ
- 地方公務員(学校事務)
大原簿記公務員専門学校 愛媛校 公務員ビジネス科 平成20年度卒業
正岡 涼太さん（東温高校出身）
西条市立橘小学校で、教職員の服務(職務)一般や出張関係、手当認定、電話応対などを担当しています。また学校の消耗品や備品の管理も行っています。業務内容は、法律とも関連しており難しい面もありますが、非常にやりがいを感じる仕事です。この仕事は、教員のサポート役としての面も強いため、他の人のために何かをしてあげられることにとても喜びを感じています。
この仕事をしていて、強く思ったことがあります。それは「誰かの為に、何かの為に、行動することが自分の為になる」ということです。この思いはとても大切なことだと思います。また、大原簿記公務員専門学校愛媛校では、公務員試験にチャレンジしていく中で、目標に向かって努力し諦めないことがいかに大切で、自分自身を成長させてくれるかということを、先生方や友人を通して学びました。教職員から信頼される学校事務になれるように、日々精一杯頑張っています。これからも自分の思いを持ち続けて、様々な職務にチャレンジして仕事に励んでいきたいと思います。
どんな仕事？
公立の小・中・高・養護学校で事務の仕事を行い、子どもたちが安心して学校生活を送れるように環境を整えます。また、先生たちが授業しやすいように、学校の備品のチェック、電話対応、給与や手当の計算、出勤簿の管理、そして成績証明書などのさまざまな文書作成を行います。
学校事務は仕事を通じて児童や生徒たちと関わる機会が多いことも魅力です。学校行事や部活動・清掃活動・ボランティア活動などを通じて、児童や生徒たちの笑顔に触れることができ、成長する姿を見守ることができます。
現状と将来性
学校事務は地方公務員です。都道府県ごとの採用となりますので、試験に合格すれば自分の住んでいる地域で働くことができます。また、地域に関係なく学校事務になりたいという方は、都道府県ごとで採用試験が行われますので、希望の地域で受験するようになります。試験の日程が重なってなければ重複して受験できます。
また、公務員は勤務時間・育児休暇制度等がしっかりと整備されており、家庭と仕事を両立させることが可能ですし、待遇の面も法律でしっかりと保障させていますので、安心して働くことができます。
なるためには？
都道府県の実施する採用試験に合格しなければいけません。試験は高校卒や専門学校卒は初級試験・大学卒は上級試験というように分かれています。初級試験では、一次試験は教養試験(国語や数学などの一般教養と数的処理や文章理解などの一般知識)、適性試験ですが、上級試験では、これに加えて専門試験(憲法・行政法・英語等)があります。そして、二次試験では面接試験があります。これらの試験に合格しますと、合格者名簿に登録されます。
一次試験の結果が出ておよそ一週間後には面接試験がありますので、日頃から面接試験対策も忘れずに行うことが必要です。
なるためのポイント・求められる能力
● 学校事務は学校の顔!
学校事務の仕事は、単に事務の仕事をするというのではなく、学校の窓口で学校の顔として地域や保護者の方々とも接する機会が多くなるため、常に分かりやすく親切丁寧な対応を行わなければなりません。児童や生徒がより良い学校生活を送るためにも、地域の方々や保護者の方々の理解と協力が大切です。
● 学校・地域・家庭の架け橋
学校事務は、子供たちの成長のために、先生が安心して授業に取り組めるようにサポートし、学校・地域・家庭が相互に協力していくための架け橋となれるよう、常に心掛けておかなければいけません。そのためにも、日頃からコミュニケーションを大切にし、相互に信頼関係を築いていくことが必要です。
こんな方に適した職業です
- 学校が好き
- 子どもと関わる仕事がしたい
- 事務の仕事がしたい
- 地域に密着した仕事がしたい
- やりがいのある仕事がしたい
関連する資格
- 公務員試験
