
宮下 識生
河原アイペットワールド専門学校 教務課
ペット総合学科 専任教員
大阪の動物専門学校を卒業後、夢だった水族館飼育員で魚類を担当。その後、東海・近畿地方を中心にアクアリストとして7年間経験を積み、河原学園に入職。
現在は、ペット総合学科の専任教員として、将来のアクアリストの育成を担っています。
入職に至った経緯
海の生物の魅力を教員として広めたい。
サメの繁殖や解説員・ダイバーなど様々な経験を積み、生物が自分の人生の中心にいましたが、他の業界のことに興味がありつつ、もっと生物を好きになりたいと思いました。
学園の様々な知識のプロと関わりを持てるようになることで、自分の視野がもっと広がり、わくわくを感じられるのではないかと思ったのが教員になったきっかけです。
入職前後でのイメージのギャップや河原学園の魅力
学園の行事やイベントを通じて、学生たちと共に成長できる。
教員としての仕事は未経験でしたが、先輩教員の方々が親切丁寧にフォローをしてくれたので、すぐに業務を覚えることができました。特に大きなイメージのずれはありませんでした。
河原学園全体で実施される豊富なイベントは、学生・教員ともに大きな思い出に残ります。
スポーツフェスティバルでは、総勢2,000名ほどの学生が競技で身を削り、一般のお客様も来られる河原大学園祭では各校からの出店や展示ブースなどがあり、いろんな賞を目指して一生けん命取り組む学生たちの姿には、胸が熱くなります。
現在の仕事内容・やりがい
共に信頼し、成長の過程を経ることで絆が生まれ、喜びを分かち合える。
ペット総合学科の専任教員として、クラス担任・学年主任をしています。
授業では、主にアクアリウムを担当しており、愛玩動物管理士2級や潜水士など国家資格取得を目指す学生の指導及び育成にも携わっています。
得意を伸ばし、不得意を克服するために寄り添い、根気強く指導を続けていくうち、学生との絆も生まれ、成果として資格合格や就職に結びついた時の学生からの「ありがとう」との言葉と、一緒に喜びを分かち合える瞬間は、人生を賭けるに値するほどのやりがいを感じます。
仕事で印象に残っているエピソード
学生とともに感動を体験できたこと
アクアリウム分野は立ち上げて間もないため少人数ですが、元々犬や猫が好きで入学した学生たちが、ダイビングのライセンスを取得する際、初めて海の中で呼吸できる感動や海の美しさを体験して大喜びし、「先生の分野を選んでよかった」と感謝の言葉をもらいました。
魚たちを好きになってくれた学生たちのその言葉は一生の思い出となっています。
入職して成長したこと、身についたスキル
自分の「好き」が広がった。
ペットの専門学校で動物と共に仕事をするために「愛玩動物飼養管理士」という資格を取得し、自分が今まで「好き」で携わってきた海の生き物以外の動物に関する知識を身につけられました。
動物たちの歴史や法律など自分が知らなかった世界を知ることができ、スキルを上げることができました。
今後の目標
やりたい事のために、目標を作り続ける
やりたい事はたくさんありますが、現在掲げている目標の一つは、ハコフグの帽子を被ったおさかな界のレジェンドを特別講師としてお迎えすることです。
応募や入職を検討しているあなたへのメッセージ
自分が楽しいと思えることに一生懸命になる
専門学校は、「好き」でできている学校です。教員として学生を大切に思う気持ちは大切ですが、自分が楽しくなければ学生を大切にできません。
また、つらい事も仲間と一緒に乗り越えたり楽しめるように工夫しながら、好きなもののため、人のためにやりがいを持てる仕事です。
勇気をもって純粋に好奇心に向かってみてください!