
須内 祐太
未来高等学校 教務課
生徒に寄り添い、成長の手助けをしたいと考え、通信制の高校である未来高校に入職。
現在は、クラス担任や教科指導の他、教務課長として学校運営にも携わっています。
応募のきっかけ
「生徒に寄り添いたい」この思いが出発点
応募のきっかけは、未来高校が通信制の高校である点に魅力を感じたためです。
多様な背景や価値観をもつ生徒と関わることで、自分自身の視野が広がり、成長につながるのではないかと感じ、また、そうした多くの個性に触れることは、自分にとって新鮮で、きっと楽しく、やりがいのある経験になるのではないかと思いました。
生徒に寄り添い、成長の手助けをすることで、 生徒が自らの課題と向き合いながら、自信を持って社会へと踏み出していけるよう、そっと背中を押す存在でありたいと思っています。
入職前後でのイメージのギャップや河原学園の魅力
進路が身近にあるのが学園グループの強み
入職前は、内向的な生徒が多いのではないかと思っていました。 しかし実際には、それぞれの形で人と人との触れ合いを求めている生徒が多いと感じています。
また、自分の将来を考えている生徒も多くいます。高校でありながら転校生が多いことも驚きでした。
河原学園は、多様な専門学校・大学を擁する学園グループで、未来高校の近くに多くのグループ内専門学校があり、生徒たちは目標とする進路を身近に考えながら学校生活を過ごすことができます。
高校在学中に、専門学校や大学の授業を実際に体験する機会も用意されており、教員自身も刺激を受けることが多いです。
現在の仕事内容・やりがい
”できた!”の積み重ねが、生徒の成長と自信に。
現在、未来高校にて教務課長を務めています。教務管理全般に加え、教育課程の編成や学習指導の管理・運営を担当しています。
また、3年平日コースのスーパー特進クラスの担任として、生徒一人ひとりに寄り添った指導を行うとともに、国語科の教科指導にも従事しています。
人とのコミュニケーションを苦手としていた生徒が自ら話しかけてくれるようになったとき、授業中に頭を抱えていた生徒がレポートやテストできちんと解答できたとき、生徒が自身の目標を持ち希望の進路を実現できたときなど、生徒のできることが増えていくたびに、それぞれの成長を感じることができ、やりがいや喜びを感じます。
仕事で印象に残っているエピソード
「高校に行って良かった」という卒業生の言葉が原動力に。
顧問をしていた卓球部が全国大会で団体戦3位となったことです。
試合を重ねるごとにチームの絆が深まり、チームがひとつになっていくことに感動しました。
また、少々やんちゃで在学中に指導をすることが多々あった生徒が、卒業時に「先生が担任で良かった」と言ってくれたことです。
今でも街で出会うと声をかけてくれ、「何だかんだで高校は楽しかった。元々は行く気はなかったけど高校に行って良かった」と言ってくれます。
入職して成長したこと、身についたスキル
「聴く力」や「伝える力」が自然と身に付きました。
コミュニケーションや対人関係に関するスキルが身に付きました。
生徒と接する際には、言葉や動作の一つひとつに細かく注意を払うよう心がけています。
また、学校運営においては、教職員全体が一体となって協働することが不可欠です。そのため、他の教職員の話を丁寧に聴く力や、自分の意見を的確に伝える力も養うことができたと感じています。
今後の目標
前向きな職場づくりで、生徒に希望を届けたい!
私は、前向きな職場づくりを目指しています。
生徒が前向きに成長していくためには、私たち教職員も前向きな姿勢であることが不可欠だと考えています。
生徒が希望を持って学校生活を送り、夢や目標に向かって自信を持って進んでいけるよう、明るく前向きな職場環境の実現に努めたいと思います。
応募や入職を検討しているあなたへのメッセージ
生徒の成長に、あなたも立ち会ってみませんか?
教員は、生徒や保護者の方々の現在の生活だけでなく、今後の生き方にも影響を与える仕事です。生徒に楽しく過ごしてもらうのも大切ですが、その環境を作るための「責任感」は必要だと思います。
また、他の教職員と協力して行う仕事ばかりですので、協調性も必要です。
授業ではクラスごとに異なる反応があり、学校行事や部活では、授業中とは違う生徒の姿を見ることができます。昨日と同じなどということは絶対になく、毎日が変化に富んでいます。
そんな中で一番嬉しいのが日々成長し、変化していく生徒たちの様子です。
未来高校で一緒に、生徒の成長を感じたり、新鮮な毎日を感じてみませんか。