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建築・インテリアのお仕事 インテリアショップオーナー

インテリアショップオーナー
cosha 勤務
河原電子ビジネス専門学校 建築CAD設計科※ 平成14年度卒業
二神 賢勇さん(松山商業高校定時制出身)
(※現在の河原デザイン・アート専門学校 インテリア・建築デザイン科)

自分の感性を信じて、ずっといいものだけを提案していきたい。

 学生時代から、自分で会社を経営したいと考えていました。専門学校に入学前、建築関係の仕事に携わっていたのですが、仕事をする中で法規などから専門的に建築を学びたいと思い、河原デザイン・アート専門学校に入学して建築やインテリアに関する専門的な勉強をしました。

 そして2年程前、coshaをオープンしました。coshaは、ライフスタイルショップとして、住宅のトータルコーディネートや、店舗改装も手掛けています。塗装関係では、オーストラリアのポーターズペイント社の、四国で唯一の輸入代理店となり、他にはない技法をお客様に提供しています。私は「自分がいいと信じたものだけをいかにお客様に提案できるか」が、この仕事で重要なことだと考えています。そこに必要なのは「目利き力」です。自分の感性を信じて、妥協することなく仕事に取り組むことで、お客様や地域の、ライフスタイルの質を上げていきたいと思っています。

 店舗を経営する上では全ての責任が自分にかかってきます。経営者として「自由」と「責任」のバランスをとることは難しいことです。しかし、学生時代からの目標であったことを今実現しているので、その難しさも自分にとっては楽しいことなのです。今後はさらに、住宅や店舗など建築的なことへの関わりを、広げていきたいと考えています。

どんな仕事?

 快適で暮らしやすい内装づくりのためにアドバイスを行う仕事です。床や壁、カーテンなど多様なインテリア商品の中から、その空間に最もふさわしい素材や色、デザインなどを選び、お客様の好みやイメージに合ったインテリアと全体と調和を考えながら室内空間を創ります。

 インテリアコーディネーターとしては、住宅メーカーや材料を扱う会社、デザイン事務所等に勤務し、新築住宅や店舗、オフィスなどのインテリアに携わります。商品の選択からプランニング、提案、実施、管理まで一貫して行います。お客様に会って、インテリアの要望とイメージを確認しながら、仕事を進めていきます。

 将来は、独立開業も可能で、自らが選んだ商品を仕入れて販売したり、改装工事を手掛けるなどして、自らがトータルにコーディネートすることができます。

現状と将来性

 日本のように狭い住宅環境であっても、住まいの中に、ゆとりや安らぎなどの「快適さ」はだれしもが求めています。好みの多様化、個性化がすすむ中で、インテリアに関する幅広く深い知識とセンスを生かし、的確なアドバイスができるコーディネーターのニーズは、今後も増えていくことでしょう。

なるためには?

 インテリアコーディネーターや、ショップのオーナーなど、インテリアに関する仕事に就くには、特に年齢や性別、資格などは問われませんが、持っていれば、就職・転職・独立するのに有利なものとして、インテリアコーディネーター試験があります。ただ、デザインや建築技術等の専門的知識が必要なため、一般的には大学や短大、専門学校などでインテリアの基礎知識を習得し、住宅メーカーやインテリア関連企業、デパート、ショールームなどに就職します。

 入社後、店舗や個人住宅、公共施設などを手掛けながら、実力をつけて独立開業する人もいます。

インテリアショップオーナー サクセスナビ

なるためのポイント・求められる能力

● コミュニケーション能力が必要

 お客様がどんな部屋にしたいのか、どんな空間を作りたいのかを聞き出し、プランニングしていくので、コミュニケーション能力が必要とされます。また、それぞれの生活スタイルを気遣う細やかな気配りや、心配りも必要になってくるでしょう。

● 創造力や観察力!

空間の中に物をどう配置すれば一番美しいか、どうすれば快適な空間を生み出せるかを考えられるデザイン力、創造力、観察力、空間に対する感覚等が求められます。インテリアにも流行があるので、常に最新の情報を入手していく前向きな姿勢も必要です。

こんな方に適した職業です

  • インテリアが好き
  • 考えるのが好き
  • 人と話すのが好き
  • 人の役に立ちたい

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  • インテリアコーディネーター資格試験(インテリア産業協会)

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