入社4年目の春、念願だった今の部署(ブライダルマーケティング)に配属になり、ブライダルプランナーとしてスタートを切りました。プランナーの仕事は、式や披露宴の進行、演出、料理や引き出物にいたるまで、総合的にプランニング、ご提案することです。式を挙げるお二人のご満足はもちろん、招待されるお客様にも「来てよかった」と思って頂けるような式、披露宴を目指して打ち合わせを重ねます。大変なこともたくさんありますが、その結果成約に至ったときは大きな達成感と喜びを感じます。
私は人の笑顔が大好きです。笑顔あふれる幸せな空間に触れられる、またそうした空間を作り出すことができる、それがブライダルプランナーとしてのやりがいです。高校生の方には、自分が本気でしたいと思う仕事に就いてほしいと思います。なぜなら、そういう仕事であれば、どんなに大変なときでも乗り越えることができますし、またそれによって自分を成長させることができるからです。
私は夢だったこの仕事を通じて、もっともっと成長していきたいと思っています。
結婚式・披露宴の進行や演出、引き出物の手配、衣裳選びまで結婚に関する事柄を総合的にコーディネートする仕事です。お客様のご希望に合わせて予算を立て、必要な品物や機材、スタッフを揃えていきます。華やかに見えますが、結婚式当日を迎えるまでの一つ一つの地道な作業が日々の仕事です。
また、お客様の不安や悩みに耳を傾け、相談にのるなどメンタル面でのサポートをすることもあります。
活躍の場は、結婚式場やホテル、結婚式プロデュース会社、衣裳店などです。
お花、ケーキ、ドレスに囲まれてお仕事ができるという点で、女性に大人気の職業です。その分、競争率も高くなりますが、時代のニーズに合ったホテルや結婚式場が続々とオープンしているので、活躍の場は広がっています。インターネットが普及し、お客様が様々な情報を持った上で相談に訪れるため、プランナーには基礎知識はもちろんのこと、高度な専門知識が要求されます。また、晩婚化再婚市場の拡大により、お客様の年齢層が上がると共に、よりきめ細かいハイクラスのサービスを求めるお客様が増えています。
ブライダル業界での求人は学歴を問わないことが多いですが、実際に高校を卒業してすぐに仕事に就くことは厳しいです。
ブライダルプランナーは、多様化する結婚式のスタイルや欧米ブライダル文化の流入のほか、日本独自の文化、料理、衣裳、引き出物など幅広い知識が必要なため、ブライダル関連の学校で知識や技術を身につけて就職するのが一般的です。実習などで経験を積んで実践力を身につけておけば就職では非常に有利です。ブライダルのプロフェッショナルとして、ドレスの知識やプレゼンテーション能力を身につけることが、夢をかなえる近道です。
特に要求されるのは、お客様の希望を的確に聞き出す事の出来るコミュニケーション能力です。ブライダルは、誰もが幸せになる特別なセレモニー。大切な人に「ありがとう」を伝える場所なのです。夢をカタチにする為にコミュニケーション能力のほかに豊富な専門知識や新鮮な驚きや感動につながるコーディネート力が求められます。
私たちの、日常には小さな感動や感謝が沢山あります。ブライダルプランナーとして、日々感動する事が経験の幅を広げ人間関係をより良いものにし感受性を豊かにします。
センスの良い感動的なブライダルを提案して行く為に、映画や絵画などの芸術にも触れセンスと心を磨く事をお勧めします。